メモリ価格高騰の現状とゲーミングPCへの影響

半導体不足が再燃した背景
メモリ価格が再び高騰している状況は、多くのゲーミングPC購入者を悩ませています。
DDR5メモリの価格は前年比で約1.8倍に跳ね上がり、32GBキットが以前の16GBキット並みの価格帯になってしまいました。
さらに地政学的な要因も重なり、半導体製造の主要拠点であるアジア地域での生産調整が価格上昇に拍車をかけています。
ゲーミングPCユーザーが直面する選択
16GBでは最新ゲームタイトルで明確にメモリ不足が発生し、64GB以上は価格対効果が著しく低下するためです。
価格が高騰している今だからこそ、将来性と現実的なコストのバランスを見極める必要があります。
「メモリは多ければ多いほどいい!」と考えて64GBや128GBを選択する方もいるかもしれません。
メモリ容量の選択は、プレイするゲームタイトルの要求スペック、マルチタスクの頻度、そして予算の3つの要素から総合的に判断することが重要です。
最新ゲームタイトルが要求するメモリ容量の実態

2026年以降のAAAタイトルの傾向
例えば「Starfield」の続編や「The Elder Scrolls VI」といった大規模オープンワールドゲームでは、高解像度テクスチャとリアルタイムレイトレーシングを活用するため、メモリ使用量が飛躍的に増大しました。
実測値では、これらのタイトルを4K解像度でプレイする際、システム全体で24GB以上のメモリを消費することが分かっています。
特にGeForce RTX5070TiやRadeon RX 9070XTといったミドルハイ以上のグラフィックボードを搭載している場合、GPU性能を十分に引き出せないボトルネックとなる可能性が高まります。
メモリ使用量の実測データ
主要なゲームタイトルにおけるメモリ使用量を実測した結果、興味深い傾向が見えてきました。
「Cyberpunk 2077」の最新アップデート版では、レイトレーシングウルトラ設定で約18GBのメモリを使用し、バックグラウンドでDiscordやブラウザを起動していると合計で22GB前後に達します。
「Microsoft Flight Simulator」の最新版では、さらに多くのメモリを要求し、高密度都市部を飛行する際には26GBを超える使用量を記録しました。
| ゲームタイトル | 画質設定 | メモリ使用量(ゲーム単体) | システム全体の使用量 |
|---|---|---|---|
| Cyberpunk 2077 | レイトレウルトラ | 18GB | 22GB |
| Microsoft Flight Simulator | ウルトラ | 21GB | 26GB |
| Starfield | ウルトラ | 16GB | 20GB |
| Hogwarts Legacy | 最高 | 14GB | 18GB |
| Forza Motorsport | エクストリーム | 13GB | 17GB |
この表から分かるように、ゲーム単体でのメモリ使用量だけでなく、Windowsのシステム領域やバックグラウンドアプリケーションを含めた総使用量を考慮する必要があります。
16GBメモリでは、これらのタイトルをプレイする際に常にメモリ不足のリスクと隣り合わせになってしまうのです。
DLSS 4とFSR 4がメモリに与える影響
GeForce RTX 50シリーズで導入されたDLSS 4や、Radeon RX 90シリーズが対応するFSR 4といった最新のアップスケーリング技術は、AI処理を活用してフレームレートを向上させます。
これらの技術は確かにGPU負荷を軽減しますが、実はメモリ使用量には大きな影響を与えません。
むしろ高解像度テクスチャを前提とした描画を行うため、VRAMだけでなくシステムメモリの使用量も増加傾向にあります。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN EFFA G09B
| 【EFFA G09B スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HW
| 【ZEFT R60HW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60XV
| 【ZEFT R60XV スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R40BD
瞬きする間も惜しい、高速バトルに最適なゲーミングPC
高応答のRyzen9駆動、均整の取れた次世代スペック
スリムでスタイリッシュ、ミドルタワーが戦場を彩る
パワフルRyzen9で、あらゆるタスクを制圧
| 【ZEFT R40BD スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 7900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX3050 (VRAM:6GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (8GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット MSI製 PRO B650M-A WIFI |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
容量別のメリットとデメリット徹底比較

16GBメモリの現実的な限界
しかし現在の状況では、16GBは最低限のラインであり、快適なゲーミング体験を求めるなら避けるべき容量といえます。
軽量なe-sportsタイトルやインディーゲームであれば問題なく動作しますが、最新のAAAタイトルでは明確な制約が生じます。
16GBメモリでゲーミングPCを構成した場合、ゲームプレイ中にブラウザでゲーム攻略情報を調べたり、配信ソフトウェアを起動したりする余裕がほとんどありません。
特にCore Ultra 7 265KやRyzen 7 9800X3Dといった高性能CPUと組み合わせた場合、CPU性能を活かしきれないもどかしさを感じることになります。
32GBメモリが最適解となる理由
最新ゲームタイトルを快適にプレイできるだけでなく、マルチタスク環境でも余裕を持った運用が可能になります。
32GBメモリの最大の利点は、今後2〜3年間のゲームタイトルにも対応できる将来性にあります。
ゲーム開発者は、ユーザーの平均的なシステムスペックを考慮してゲームを設計するため、32GBが一般的になった現在、この容量を前提とした最適化が進んでいます。
GeForce RTX5070やRadeon RX 9070XTといったミドルハイクラスのグラフィックボードと組み合わせることで、4K解像度でのゲーミングも視野に入れることができます。
価格面でも32GBは合理的な選択です。
後から増設する場合、メモリの相性問題やデュアルチャネル構成の最適化といった技術的な課題も発生するため、初期構成で32GBを選ぶメリットは大きいでしょう。
64GB以上は本当に必要か
64GBメモリは、ゲーミングだけでなくクリエイティブ作業も行うユーザーにとっては魅力的な容量です。
4K動画編集、3Dモデリング、大規模なPhotoshopプロジェクトなどを扱う場合、64GBの大容量メモリは作業効率を大幅に向上させます。
しかし純粋にゲーミング用途だけを考えた場合、64GBのメモリ容量を活用できるシーンは限定的です。
現在の価格状況では、32GBから64GBへの増量コストは非常に高額になっています。
その予算をグラフィックボードのグレードアップやより高速なSSDへの投資に回した方が、ゲーミング体験の向上につながる可能性が高いのです。
例えばGeForce RTX5070からRTX5070Tiへのアップグレードや、PCIe Gen.4 SSDからGen.5 SSDへの変更は、体感できるパフォーマンス向上をもたらします。
それでも「将来的にメモリ不足になるのは避けたい」とは言えません。
なぜなら、メモリスロットに空きがあれば後から増設することも可能だからです。
最初は32GBで構成し、実際にメモリ不足を感じた時点で増設を検討するという段階的なアプローチが、コスト面でも合理的といえます。
BTOパソコンと自作PCでのメモリ選択戦略


BTOパソコンでのカスタマイズポイント
BTOパソコンを購入する際のメモリ選択では、標準構成から変更する価値があるかどうかを慎重に判断する必要があります。
価格高騰の影響で、このアップグレード費用が以前の1.5倍から2倍程度に跳ね上がっているケースも見られます。
BTOパソコンでメモリをカスタマイズする際は、メモリメーカーの選択肢にも注目しましょう。
Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった信頼性の高いメーカーのメモリを選択できるショップがおすすめです。
これらのメーカーは品質管理が徹底されており、長期的な安定動作が期待できます。
特にMicronのCrucialブランドは、コストパフォーマンスと信頼性のバランスが優れており、多くのBTOショップで採用されています。
メモリの動作周波数についても確認が必要です。
高速メモリへの追加投資は、他のコンポーネントへの予算配分を優先した方が賢明でしょう。
自作PCでのメモリ購入タイミング
自作PCを組む場合、メモリの購入タイミングが総コストに大きく影響します。
メモリ価格は需給バランスにより短期間で変動するため、価格推移を注視することが重要です。
ただし価格が下がるのを待ち続けると、いつまでもPCを組めない状況に陥ってしまいますよね。
現在の市場状況を考えると、メモリ価格の大幅な下落は短期的には期待できないと予想しています。
AI向け需要は今後も継続的に増加する見込みであり、コンシューマー向けメモリの供給逼迫は当面続くでしょう。
そのため、PC構築の必要性が生じた時点で購入を決断するのが現実的な判断といえます。
自作PCでメモリを選ぶ際は、2枚組のデュアルチャネルキットを選択することが基本です。
32GBであれば16GB×2枚構成が標準となります。
むしろメモリスロットを全て埋めてしまうと、将来的な増設の余地がなくなるデメリットの方が大きくなります。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R61BH


| 【ZEFT R61BH スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M Pro-A WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60TS


| 【ZEFT R60TS スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal North ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55IY


| 【ZEFT Z55IY スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5080 (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RO


| 【ZEFT R60RO スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R61K


| 【ZEFT R61K スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 7950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6300Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
メモリメーカーによる性能差と相性問題
メモリメーカーによる性能差は、ベンチマークテストでは数パーセント程度の違いとして現れますが、実際のゲームプレイでは体感できるレベルではありません。
それよりも重要なのは、マザーボードとの相性や長期的な安定性です。
Micron、GSkill、Samsungといった大手メーカーの製品は、主要マザーボードメーカーによる互換性テストが実施されており、相性問題が発生するリスクが低く抑えられています。
一方で、価格の安さだけを重視して無名メーカーのメモリを選択すると、システムが不安定になったり、XMP/EXPOプロファイルが正常に動作しなかったりするトラブルに見舞われる可能性があります。
メモリは一度取り付けたら数年間使い続けるコンポーネントですから、信頼性を優先した選択が結果的にコストパフォーマンスの向上につながるのです。
ゲームジャンル別の推奨メモリ容量


e-sportsタイトルとメモリ要件
Valorant、League of Legends、Counter-Strike 2といったe-sportsタイトルは、比較的軽量なゲームエンジンを採用しており、メモリ使用量も控えめです。
これらのゲームは16GBメモリでも快適に動作しますが、配信を行う場合や、複数のアプリケーションを同時起動する場合は32GBが推奨されます。
e-sportsプレイヤーにとって重要なのは、安定したフレームレートと低遅延です。
オープンワールドゲームの大容量要求
オープンワールドゲームは、広大なマップデータと高解像度テクスチャを常時メモリに展開するため、メモリ使用量が特に多いジャンルです。
The Elder Scrolls VI、Grand Theft Auto VIといった次世代オープンワールドタイトルでは、32GBメモリが実質的な必須要件となっています。
これらのゲームでは、プレイヤーの移動に合わせて周辺環境のデータをストリーミング読み込みする仕組みが採用されています。
メモリ容量に余裕があれば、より広範囲のデータを先読みできるため、ローディング時間の短縮とシームレスな世界探索が実現します。
16GBメモリでは、この先読みバッファが不足し、移動中に頻繁なローディングが発生してしまう可能性が高まります。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
VRゲーミングとメモリの関係
Meta Quest 3やPlayStation VR2といった最新VRヘッドセットでPCVRゲームをプレイする場合、32GBメモリは必須といえる容量です。
VRゲームでは、フレームレートの低下や遅延が直接的に酔いの原因となるため、システムの安定性が極めて重要になります。
メモリ不足によるパフォーマンス低下は、VR体験の質を著しく損なう要因となるため、余裕を持ったメモリ容量の確保が推奨されます。
配信・録画を行う場合のメモリ要件


OBS Studioとメモリ使用量
ゲーム配信を行う場合、OBS StudioやStreamlabs OBSといった配信ソフトウェアが追加でメモリを消費します。
1080p60fpsでの配信設定では、OBS Studioだけで約2〜3GBのメモリを使用し、ゲーム本体のメモリ使用量と合算すると、16GBメモリでは明らかに不足する状況が発生します。
配信中はゲーム、配信ソフト、ブラウザ(チャット確認用)、Discord、音楽再生ソフトなど、複数のアプリケーションを同時起動するのが一般的です。
配信を視野に入れたゲーミングPCでは、32GBメモリが最低ラインであり、本格的な配信活動を行うなら64GBも検討する価値があるといえます。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HW


| 【ZEFT R60HW スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R67R


| 【ZEFT R67R スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X3D 12コア/24スレッド 5.50GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Corsair FRAME 4000D RS ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60CRB


| 【ZEFT R60CRB スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | be quiet! SILENT BASE 802 Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R67K


| 【ZEFT R67K スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Corsair FRAME 4000D RS ARGB Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN SR-u9-8070K/S9


| 【SR-u9-8070K/S9 スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra9 285 24コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
NVIDIAのShadowPlayとAMDのReLive
これらの機能はメモリ使用量も比較的少なく、OBS Studioと比較して2〜3GB程度の節約になります。
ただし、これらのハードウェアエンコーダーを使用する場合でも、ゲーム本体のメモリ使用量は変わりません。
最新のAAAタイトルを録画しながらプレイする場合、やはり32GBメモリが推奨される容量となります。
特にGeForce RTX5070TiやRTX5080といった高性能グラフィックボードを搭載している場合、GPU性能を最大限に引き出すためにも、メモリ容量の確保は重要です。
メモリ高騰期の賢い購入戦略


段階的アップグレードという選択肢
メモリ価格が高騰している現状では、初期投資を抑えつつ将来的な拡張性を確保する戦略が有効です。
具体的には、最初に16GB×2枚の32GB構成でPCを組み、マザーボードには4つのメモリスロットを持つモデルを選択します。
将来的にメモリ不足を感じた時点で、さらに16GB×2枚を追加して64GBに拡張するという段階的なアップグレードが可能になります。
この戦略の利点は、初期コストを抑えられることと、メモリ価格が下落した時期に追加購入できる柔軟性にあります。
ただし注意点として、後から追加するメモリは同じメーカー・同じ型番のものを選ぶことが推奨されます。
異なるメーカーやスペックのメモリを混在させると、動作が不安定になったり、本来の性能を発揮できなくなったりする可能性があるためです。
中古メモリ市場の活用は慎重に
メモリ価格高騰により、中古メモリ市場に注目する方もいるのではないでしょうか。
確かに中古メモリは新品と比較して2〜3割程度安価に入手できるケースがありますが、リスクも伴います。
メモリは電子部品の中でも比較的故障率が低いコンポーネントですが、使用環境や期間によっては劣化が進んでいる可能性があります。
中古メモリを購入する場合は、返品・交換保証が付いている信頼できる販売店を選ぶことが重要です。
また、購入後は必ずMemtest86+などのメモリテストツールで動作確認を行い、エラーが発生しないことを確認しましょう。
わずかな価格差のために不安定なシステムを抱えるリスクを考えると、新品メモリの購入が安心できる選択といえます。
セール時期を狙った購入タイミング
メモリ価格は常に変動していますが、特定の時期にセールが実施される傾向があります。
年末年始、春の新生活シーズン、夏のボーナス時期、ブラックフライデーといった商戦期には、BTOショップや自作PCパーツショップでメモリのセールが行われることが多くなっています。
ただし、セールを待ちすぎると、その間にさらに価格が上昇してしまうリスクもあります。
特に現在のような供給逼迫状況では、セール価格でも以前の通常価格より高いというケースも珍しくありません。
PC構築の必要性が高い場合は、セールを待つよりも、複数のショップで価格を比較して最安値を見つける方が現実的な戦略でしょう。
将来性を考慮したメモリ容量の選択


3年後のゲーミング環境を予測する
そのため、現在のゲーム環境だけでなく、3年後の状況も見据えたメモリ容量の選択が重要になります。
現在32GBが推奨される状況を考えると、3年後には48〜64GBが推奨される可能性があります。
ただし、この予測にはメモリ価格の動向も影響します。
DDR5メモリの進化と互換性
DDR5メモリは今後も進化を続け、より高速な規格が登場することが予想されます。
現在主流のDDR5-5600から、DDR5-7200やDDR5-8000といった高速規格への移行が進む可能性があります。
ただし、これらの高速メモリは主にオーバークロック愛好家や特殊な用途向けであり、一般的なゲーミング用途では標準的な速度で十分な性能が得られます。
重要なのは、現在購入するマザーボードが将来的なメモリ規格にも対応できるかという点です。
Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズ対応のマザーボードは、BIOS更新により新しいメモリ規格に対応する可能性があります。
結局どの容量を選ぶべきか明確な結論


用途別の最適メモリ容量まとめ
純粋にゲーミング用途のみであれば32GBが最適解です。
最新のAAAタイトルを快適にプレイでき、マルチタスクにも対応できる容量であり、価格とのバランスも優れています。
配信や動画編集も行う場合は、32GBを基本としつつ、本格的な活動を行うなら64GBへの増設を検討する価値があります。
16GBメモリは、予算が極めて限られている場合の最低ラインとして考えるべきです。
ただし、最新ゲームタイトルでは明確な制約が生じるため、長期的な満足度を考えると推奨できません。
メモリ価格が高騰している現状では、16GBで妥協するよりも、PC購入時期を少し遅らせてでも32GBを選択する方が後悔のない選択となります。
| 用途 | 推奨メモリ容量 | 理由 |
|---|---|---|
| e-sportsタイトル中心 | 32GB | 配信や複数アプリ起動を考慮 |
| 最新AAAタイトル | 32GB | 快適なプレイと将来性を確保 |
| オープンワールド重視 | 32GB | 大容量データの先読みに対応 |
| VRゲーミング | 32GB | 高解像度レンダリングに必須 |
| ゲーム配信 | 32〜64GB | 配信ソフトとの同時起動を想定 |
| 動画編集も行う | 64GB | クリエイティブ作業の効率化 |
BTOパソコンでの具体的な構成例
BTOパソコンを購入する際の具体的な推奨構成を提示します。
ミドルレンジのゲーミングPCであれば、Core Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3DにGeForce RTX5070またはRadeon RX 9070XTを組み合わせ、メモリは32GB(16GB×2)DDR5-5600を選択するのが最もバランスの取れた構成です。
ハイエンド構成を目指す場合は、Core Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3DにGeForce RTX5080またはRTX5090を組み合わせ、メモリは32GBを基本としつつ、予算に余裕があれば64GBを選択します。
ただし、ゲーミング用途のみであれば、メモリを64GBにするよりも、より高性能なグラフィックボードやPCIe Gen.5 SSDへの投資を優先した方が、体感できるパフォーマンス向上につながります。
ストレージは2TB以上のPCIe Gen.4 SSDを推奨します。
Gen.5 SSDは発熱が高く、価格も高額なため、コストパフォーマンスを重視するならGen.4で十分です。
CPUクーラーは、Core Ultra 200シリーズやRyzen 9000シリーズの発熱抑制性能を考えると、高性能な空冷クーラーで十分に対応できます。
自作PCでの購入優先順位
自作PCを組む場合、限られた予算をどのコンポーネントに配分するかが重要です。
次にCPU、そしてメモリという優先順位が基本となります。
メモリは32GBを確保した上で、残りの予算をストレージやケース、電源ユニットに配分します。
メモリを16GBに抑えて他のコンポーネントをグレードアップするという選択は、現在の価格状況では推奨できません。
なぜなら、メモリ不足によるボトルネックは、他のコンポーネントの性能を無駄にしてしまう可能性があるからです。
マザーボード選びでは、4つのメモリスロットを持つモデルを選択することで、将来的な拡張性を確保できます。
また、DDR5-5600以上に対応していることを確認しましょう。
XMP(Intel)またはEXPO(AMD)プロファイルに対応したマザーボードであれば、メモリの定格速度を簡単に引き出すことができます。
よくある質問


メモリは後から増設できるのに最初から32GB必要ですか
メモリは確かに後から増設可能なコンポーネントですが、現在の価格高騰状況では最初から32GBを選択するメリットが大きくなっています。
後から増設する場合、同じメーカー・型番のメモリを入手できない可能性があり、異なるメモリを混在させると動作が不安定になるリスクがあります。
また、メモリ価格がさらに上昇すれば、増設コストも高額になってしまいますよね。
DDR5-5600とDDR5-6400で体感できる差はありますか
ゲーミング用途において、DDR5-5600とDDR5-6400の性能差は、ベンチマークテストでは数パーセント程度の違いとして現れますが、実際のゲームプレイでは体感できるレベルではありません。
高速メモリへの追加投資は、グラフィックボードのグレードアップやより大容量のSSDへの予算配分を優先した方が、明確なパフォーマンス向上を実感できます。
ゲーム以外の用途も考えると何GBが最適ですか
ゲーミングに加えて、動画編集や3Dモデリング、プログラミングといったクリエイティブ作業も行う場合は、64GBメモリが推奨されます。
特に4K動画編集やAfter Effectsでのモーショングラフィックス制作では、32GBでは不足を感じる場面が増えてきます。
ただし、軽度の写真編集やOffice作業程度であれば、32GBで十分に対応可能です。
自分の作業内容を具体的に想定し、メモリ使用量の多い作業を頻繁に行うかどうかで判断しましょう。
メモリメーカーによる性能差は大きいですか
Micron(Crucial)、GSkill、Samsungといった主要メーカー間での性能差は、実用上ほとんど無視できるレベルです。
これらのメーカーは品質管理が徹底されており、公称スペック通りの性能を安定して発揮します。
重要なのは性能差よりも、マザーボードとの相性や長期的な信頼性です。
無名メーカーの格安メモリは、初期不良率が高かったり、XMP/EXPOプロファイルが正常に動作しなかったりするリスクがあるため、信頼できるメーカーの製品を選択することが推奨されます。
16GBから32GBへの体感的な違いはどの程度ですか
最新のAAAタイトルをプレイする場合、ローディング時間の短縮やフレームレートの安定化といった明確な改善を実感できます。
特にオープンワールドゲームでは、マップ移動時のスタッタリングが減少し、よりスムーズな探索が可能になります。
また、ゲームプレイ中に複数のアプリケーションを起動しても、システム全体のレスポンスが低下しないという安心感は、快適なゲーミング体験に大きく貢献します。
メモリ価格はいつ頃下落すると予想されますか
メモリ価格の下落時期を正確に予測することは困難ですが、AI向けサーバー需要の動向が大きな鍵を握っています。
現在の供給逼迫状況は、少なくとも今後1年程度は継続すると予想されます。
そのため、大幅な価格下落を期待してPC購入を延期するよりも、必要性が生じた時点で購入を決断する方が現実的といえるでしょう。

